補植から1週間、もう芝刈りできます!(2024.06.09)
補植と天気の話から
タイミング
この数年、毎年補植をしていますが、毎年悩むはそのタイミング。
1番の理想は補植日に曇りで翌日から梅雨入りして毎日雨が降ること。その理由は:暑くもなく寒くもなくが作業にはちょうどいいから。雨が降ると散水しなくていいから。でも相手は天気、こんなこと望めません。
イクシバの芝生イベントは芝フェスも種まきもお天気次第なので予備日を設定します。しかし補植だけは予備日の設定しません。なぜか。苗を1週間置いて置けないからです。苗は小さなお家で生きていますので乾かないようにマメに水やりが必要です。それを公園で行うのが難しい。苗の安全の保管場所も難しい。苗はいつも乾かないようにその日の朝生産者さんが圃場から車で運んでくれます。宅急便を使う場合は前日の発送になるのでクール便を使います。それほど苗のコンディションに気をつけて運ばれ、すぐに植え付けてあげます。こんなわけでイクシバの現場では補植の日=実施日。これ以外の選択肢がありません。
最低催行人数=出席すると予め予定を聞かれている運営メンバー。いつもは来るこないは自由な感じの運営メンバーもイベントの時には出席を求められます。平日はフルタイムで働いているので、ここにも日を動かせない事情があります。
プラス、実際雨でも来てくれるて人。何人集まってくれるでしょうか・・・予約不要現地集合の拘束力ゼロの居心地いい組織作りをしてるイクシバなので、これは読めません。本当に運営5人だけかもしれないな、最悪、大雨の中でも700個の穴あけをして(泣きながら)やろう・・・毎年この不安で補植前の一週間はとてもハラハラしています。
その後を考えrうと、気にするのは梅雨入りタイミングと水やり当番さんのこと
黎明が第一週にして、梅雨入りがまだ先でもしこの一週間カラカラお天気続きでも、黎明橋公園では頼りになる水やり当番さんが必ずいてくれる、毎年メンバーが違ってもなんだかんだと「誰もいなければ声かけて!」「1日だけでもいい?」「◯日はできるよ」と言う方々が集まってくれると信じていたから。
実際今年も水やり当番さんは6人手をあげてくれました。内心ヒヤヒヤしますが、本当に芝生の守り手がこの場所には誰かしらいてくれています。素晴らしき中央区晴海地区
さて、今年はどうかしら・・・
結果から言うと、最高でした!
芝生の神様がくれた恵みのような巡り合わせです。実施日は曇りのち晴れ。多くの人が集まってくれました!その後の雨も・・・!
何度も補植していて、初めてのお天気の巡り合わせ!
先週700苗を補植しました。その時もたっぷり水やりしました。暑いくらいの日でした。その夕方から天気急変で雨。朝方まで雨。
初体験のタイミング、というのは直後に2日も大雨があったことです。
次の日また晴れました。当番さんがしっかり水撒きもしてくれました。しかし夕方から天気急変で大雨。すごい雨。予測不能くらいの朝まで大雨。ただの大雨ではなく、合間にきちんとお天気を挟んでの大雨。これがティフトンの生育にぴったりなのです!!
結果この2日間で大量の雨を得ました。まだ梅雨入りはしていません。その後も毎日水やり当番さんがきて苗に水をあげてくれました!
で、見てください!一週間後の様子はこれです。
活着してる!!
植えて一週間ですよ!
例年なら、色は緑だから乾いてないね。でも葉っぱを引っ張るとまだ根が抜けそう・・・「もうちょっとそっとしてあげよう・・・」が普通なのに、今年はなんて立派なんだ!
これを成し遂げてる立役者が水やり当番さんをナイスアシストしてくれた大雨です。みんなの日頃の行いのおかげかもしれません。芝生ここに根付け!って気持ちのおかげだ!・・・で、まだ今日現在も梅雨入りしてません
では今日の作業から
みんなが集まってきてくれて今日の様子の共有から
今日のメニュー
芝刈り:柵の中を最初にしてその部分はとっとと施肥散水、柵以外も気温が低く冬芝がまだ謳歌し株も大きくなってきてしまってますので今一度13ミリで低く刈りストレスをかけます。
雑草とり:枯れそうで枯れないカタビラを引っこ抜いてください!
体操
芝刈りにも耐えられる新生児芝生
すごいわ!
芝カスもばっさぁーと大漁
雑草とり
キッズががっかりした様子で静かに怒ってました
これのせいです。
本当に・・・・ポイ捨て、カッコ悪いです。やめましょう。ね。
この日、作業の時には公園にリードのないまま犬を連れた人が芝生入っていらしたり・・・
堰を切ったように近隣に住むお姉さん方が、「放し飼いで芝生に入らせてる人がいるんだ。おしっこも平気なんだ、怖くて注意できないんだ」と筆者に訴えます。水やり当番さんは先週の水やり時に「柵の中に犬の糞があり、片付けました」と報告してくれていました。
それは困るね、嫌な思いをしたね、ありがとう。
ただ、伝わってないだけ、ご存知ないだけと思うんです。
どうしたら伝わるのかな・・・決定打なんてものはなく、もっと別解の視座高めのボトムアップができたらいいのに・・・
ある人は、芝生ルール看板を、こんな看板小さくて誰も見てない!!桜の木にぐるりと大きい(A2くらいの大きさ)看板をかけないと!など、みんな色々アイデアをくれます。みんなの思いもよく理解できます。それがいいのかもしれません。どうしたらいいのかな・・・結果的に住民同士の分裂を誘発させてしまう芝生育てでは意味がなく、二分させることなく包括しつつ、このナイスな環境を維持するにはどうしたらいいのかな。
今のところ、イクシバの対応は見かけるたびにお声かけして説明を尽くすこと、芝フェスで広く不特定多数の人にメッセージを伝えること・・・を実践していますが、功を奏する日は来るのかな。このテーマは長年考えていますが皆様からの妙案もお待ちしてます。
こんなナイスな環境が住居圏にあるって、稀有なことですよ。
手前味噌ですが、今のところ、大勢の人が利用する24時間オープンの公園なのに、最高に気持ちいい芝生環境が作れています。
これはね、『愛を込めた日曜の作業』と、『敷物や犬ルールに気をつけて利用してる一般の公園利用者さん』が協働で作り出してるからです。どんな関わり方でもいいので、大事に使いましょう。
作業は続きます
誰にも言われてないのに進んでカスを捨て場に持っていってくれる・・・
今日の芝カスはカタビラのタネが多く混じってるのでコンポストに入れません。コンポストは7月ごろから再開とのことです。
芝刈りの後、お願いしなくても雑草とりをしてくれる・・・
このくらい大きな裸地はまだ時間がかかりますが、小さな裸地はカバーされるのはそう長くかからないと思われます。柵を縮小できるの日は今年は早そうです。
みんながそれぞれ動いて、芝刈り終わればすぐに雑草を取ったり、
芝刈り機を洗ってくれたり
目砂を撒いてくれたり、
施肥をしたり
たっぷり散水をして・・・
そうこうしてるうちに10:30!!!
わー!時間管理することなく心置きなく芝生育てをしてしまっていました。
案の定・・・今日はこれで失礼しますねーって、みんなを時間切れで帰らせてしまった。
最後まで残った人で記念撮影もどきを
再掲↑。
こーーんな気持ちい刈ったばかりの芝生があるのに、今日はゴロンタイムを設定できず、グダグダ運営でごめんなさいーーーー。
これに懲りずに来週もよろしくお願いします。気持ちよく芝刈りをしよう。雑草とりをしよう!心配あるけど、まだ芝生が受け止めてくれている。
気持ちよく芝生育てしてゆこう!