芝フェス2024無事開催しました!〔2024.05.05〕
この度は地域の皆さま、近隣小学校さま、商店さま、そして地元晴海連合町会さま、中央区役所さまに大変お世話になり無事芝フェス2024を開催することができ心より御礼申し上げます。
開催前5月3日には讀賣新聞さまにも取材をして記事にしていただき、2回目の地域イベントは準備万端に進めてまいりました。
前日の公園に人が少なくなった頃、イクシバのメンバーが9人が集まり、綺麗に芝刈り。そしてフリマの区分けを記しました。
準備
当日は7:30より準備です。
打ち合わせの後体操から。伸びが大事です。
受付開始
フリマの出店者さんは9:15に受付されて、区画ごとに店開きの準備。
私たちは「芝生育て=地域育て」と活動しています。フリマ出店者さんもこのフェスの目的を正確にご理解いただき、お客様というよりも、一緒にフェスを作る仲間としてご協力をいただきました。
当日に至るまではお互いの個人情報がわからないような手段でLINEのチャットにご参加いただき、こちらからのお知らせ、出店者さんからの質問はみんなで共有しました。
中でも「芝生フレンドリー」な敷物に関しては大きな協力をしていただきました。ありがとうございます!
みんなで少しづつこの環境の守り手の当事者になってもらうことは、日陰で2万人以上の地区で維持するには欠かせません。実際に芝刈り機を押しにこなくてもいいんです。ただ芝生が生き物であること、光合成をして呼吸をしてることから敷物一つ気にしてくれるだけで、その付き合い方を知っていただければ・・・関わり方に濃淡はあります。まずは敷物で守り手になってもらえればありがたいのです。知らないことを知って欲しいのです。しかしその方法が難しい。公園にはもちろんその旨の看板あります。でもそれだけで浸透するなら苦労いりません。
今回フリマの出店者さんが、レジャーシートを敷かないこと、よくある簡易テントを張らないこと(地面の部分の通気性を阻害するから)、タオルや布の上に陳列してくださり、それを買いに来てくれる人がその敷物を目にして気づいてくれたら・・・目にするだけで気づかれないかもしれないですが、強制力持たずに緩やかに浸透させたい。まずここから始めてみたいです。出店者さん本当に芝生フレンドリーをありがとうございました!
芝生めっちゃ喜んでます!
芝フェス開始
さて、芝生広場での出し物はヨガ・紙芝居・ジャグリングです。
ヨガ
NPO法人community yoga tokyoからはいつもの参加されている皆さん、CYTにじいろヨガ(ブラインドの方が参加しやすいクラス)のみなさん、講師の結菜先生が運営のお手伝いをしてくださいました。
最高ですね。こんなに気持ちいいなんて!
立ってる時に感じる風とは違う、ビル風ビュービューとは全然違う、風にもいろんな表情があります。この時の風は地面の葉っぱを撫ぜるような優しい風。それを頬に受けることの幸福感はすごかった。見上げれば欅の木の上の上の葉っぱがそよそよと動いてます。こちらに話しかけるように。その奥には高層ビル。うわーーーー!って思わず声が出そうです。
ゴロンと寝転んでみると、もう11年通ってる公園の違う顔が見れました。寝転べるって気持ちいい。幸せ。
紙芝居
次は紙芝居。
SNOWさんがうた、手遊びの後紙芝居を聞かせてくれました。愛情いっぱいの視線とお話。
おじいちゃんもゴロンとなって聞きます。子供達の熱い視線。
ジャグリング
日本大学生物科学部の学生サークルJACK-BOXさんです。この日に向けてずっと練習してくれたそうです。
ジャグリングで使う道具を一つ一つ紹介してくれ、実演してくれましたよ。技が決まるごとに歓声が上がりました!難しい技には「頑張れー!」って声も出て一体化したひとときでした。
フリマ
芝生広場のイベント中もフリマは続きます。
余裕のある時間はイクシバメンバーが店主に代わり店番することも。。。
フリマはイクシバが月島第二児童公園で2016年から実施してる区民リサイクル!です。出店者さんは広く中央区内から出店してくれました。最近区民になられた晴海フラッグの方も参加してくれました。フラッグの中だけで生活が完結する場所ですが、少し足を伸ばして地元に溶け込んでくれて嬉しい限り!そして芝生フレンドリー!で嬉しい!便利な中央区だけど、便利だけでなく温かな交流で子供達の故郷大人の第二の故郷になればいいな・・・
イクシバブースはヨーヨー釣り
イクシバの大学生を店長に、ヨーヨー釣りのブースもでました。お客さんのメイン層=お子さんたちを迎えるのは小学生と大学生・社会人。自然とヨーヨー作りの仕上げをしてくれるのが手先器用なイクシバのお姉さんたち。一日中ずっとお店でヘルプしてくれていました。お姉さんたちはこの後、大得意の雑草とりもしてくれました。古くからずっと晴海のまちを支えてくれていた町会のお姉さんたち&核家族マンション暮らしのここで育ってる子どもたち社会人、大学生、小学生の「多世代」が自然チームをすぐ作れるのがいいなって思います。。いつも1時間の作業だけ会うだけだけど、この日は長い時間を一緒に過ごし、言葉をかけ合い、いい日です。
途中スターバックスコーヒー勝どき店さまがスタッフにコーヒーの差し入れをお届けいただきました。リフレッシュ!ありがとうございました。
イクシバ体験
そして新企画の「イクシバ体験!」今回はアメカジブランドのRUSSELLさんがナント太っ腹に100枚の子供用Tシャツをご提供いただきました。緑保全活動と地域の絆づくりを応援しますって!このTシャツはいつもイクシバが行ってるような雑草とりを体験してくれた人にご褒美のプレゼント!にします、と。
でもね、参加者の皆さんはたくさん取ってくれました。土いじりって気持ちいいいー!って嬉しい言葉がもらえました。イクシバ活動のことを質問してくれた人もいて・・・体験に来てくれると嬉しいなぁ。
見てください↓実はこの子供用Tシャツの後ろにはイクシバ!プロジェクトとあるWネームなのです。超希少!いいなぁ子どもーーー
RUSSELLさん、ありがとうございます!
とったぞー!!
コンポストツアーもしました。
芝生はどんどん伸びる葉っぱが密集してるのでCO2の吸収が旺盛。森林並に吸収します。せっかく吸収したものを焼却処分で大気に戻さない、土に封じ込める試みです。それ以上に分解、腐食の過程も面白い。興味のある大人も子どもも夢中になっちゃうその不思議過程。でもねマジックでもなんでもなく、これが地球に人が生きられる過程そのもの。芝生育てと同じく、活動の中の「面白いねー」を垣間見て欲しいのでした。
裸足エリア
芝フェス!は、やっぱり裸足エリア!窮屈な靴を脱いで足指の解放!気持ちいいいー
突然ですがクイズです!
①おうちの外で裸足になれる場所ってどーこだ?
②ゴロンと寝転べられる場所ってどーこだ?
答え:両方とも答えは、芝生広場!
芝生のある豊な場所がずっとここにありますように!
あっという間の5時間が終わり、芝フェスは15時にお開きとなりました。
謝辞
昨年の芝フェスでは天気予想とは裏腹の雨で、途中までしか出店できなかった昨年出店者の方々。初めから出店を断念された方もいました。そんな中、一旦支払った出店料は返金しなくていいのでどうぞ苗を買ってください、芝生の維持に使ってください、お天気は誰のせいでもないし準備してくれてありがとう、一番辛いのはイクシバさんですよね、と温かな言葉をいただいていました。こちらも長い間準備したことが結べず、まずはフリマ出店の準備をしてくれていたみなさんにご迷惑をかけてしまったことに申し訳なさ、いたたまれなさ、そして、貧乏団体が赤字を出すイベントを試みた情けなさ悔しさでとことん落ち込見ました。あの日から1年かかりましたが、今年はそんな温かな言葉にお返しできればと思っていました。
フリマにご出店の皆さま、会場に足を運んでくださった皆さま。ありがとうございました。
できればまた来年も実施しますね!
『区民リサイクル✖️芝生公園の使い方を知る✖️地域のみんなが交流する』が芝フェスです。
ありがとうございました。
最後に。
まだ2回目の芝フェス。私たちはまだまだ小さな法人で、このフェスの評価もまだ定まっていない中、しっかりとこの趣旨を理解していただき、賛同しご協賛いただいた企業さまに心から敬意を払い、御礼申し上げます。来年に向けてもっとたくさん皆さまに応援いただけるようにまた来週からの芝生育てをコツコツ頑張ります!
The水光美肌専科さま
ありがとうございました。
そして、イクシバメンバーに感謝!お疲れ様でした!!
ここに写ってない午前中ボラ、午後ボラの親子家族もいます!また日曜日に芝刈り雑草とりで!
この後、撤収作業の前に、今日いちばんの頑張り屋さんである”今日の芝生”を癒やしました。薄く施肥をしてたっぷり水をあげました。イベントで人が集中して芝生が限界を超えたらどうしよう、しんどそうかな?と初めは心配しましたが、終わってみると今日の芝生は輝いていました。芝生フレンドリーな使い方をしてもらって喜んでるみたいにも見えました。
落とし物
1ヶ月倉庫で保管します。7月に処分しますのでお心当たりの方は問い合わせからご連絡くださいませ。