2021イクシバ!ファイナル!落ち葉山と焼き芋(2021.12.12)
さぁ今年のラスト作業日です。
直接的な芝生のお世話はなく、
今日のメインは子どもたちに楽しんでもらうこと。
・・・だからと言って最初からお子様向けイベントがあるわけでもなく・・・
イクシバ流は作業そのものがギフトになるように、いつもの作業をしてもらいそれから・・・
まずは落ち葉かき
昨日つくばで教えてもらった、竹箒の使い方をみんなで試す。
竹箒も軽いレーキも熊手も倉庫のもの全部出す。
手にした人は落ち葉集め。すぐにゴミ袋へ入れずに1箇所に集めます。
イクシバに来てる親子さんはほとんどが単独参加です。お知り合い同士で参加する人はごく稀です。
子ども達の学年も学校もバラバラ。地域もバラバラ。初めて会う子たちなのですが、不思議とすぐ打ち解けて、すぐ子どもチームになって協力して作業したり、飽きれば何か面白いこと考え出して遊んだりしてます。時には草だったり、虫だったり。落ち葉だったり・・・
フリスビーもボールも何の道具もいらなくて、大人が作業してるその横で、その日に見つけた何か面白いことをしています。来てる子どもが代わってもこれは9年ずっとそんな感じ。
仲良くなれる仕組みは、おそらく芝生の作業自体にあるのではと思います。
子どもの力では重すぎたり、道具も大きくやりにくかったりするので、自然と手を貸してあげたり借りたりのお互いが必要な作業だからかな、と思います。
イクシバ参加してみようかなぁと思ってくださる方へ、初めは親も子も緊張するかと思いますが、そんな感じですので心配はご無用です。大歓迎でお迎えしてます。
そして何回もやって行くうちに要領も覚えて、最近は集合の前に「私今日何したらいい〜??」と今日の作業内容を大人みたいに聞きに来て動いてくれようとします。
いえ、もう大人とか子供とかの区別もない感じ。みんながいないと始まらない出来ない作業ですもの。
落ち葉かきは子どもたちはほんんとうに上手。
大人も頑張っちゃいます。
1輪車は大人でもバランス良く持つのが難しいのです。
ましてや幼稚園児には大きすぎる重すぎると思いますが・・・
幼稚園生でこうして逆もちで、ぐらぐらせずに立派に落ち葉を運びます。
この技にも、この成長にも驚きです。
あの小さかった子が、去年はへそ曲げて泣いてた子が・・・
なんて子の成長は周りの大人にも嬉しい気持ちをくれます。
せっせと子どもも大人も一緒に落ち葉かき
箒を手にしてない人は他の仕事
まずはこれ。ずっとずっとストレスだった地下散水栓。の掃除。
水勾配の下方に位置するので、雨のたびに土砂が流され、ここに溜まり、やがて蛇口が砂に埋まってしまいました。だから蛇口ひねるたびに手が砂だらけになるストレス。砂がホースのコネクターに付着してなかなか抜けなくなるストレス。
栓に取りつけてるコネクターの方向も変で、取り付けにくいので、地下水栓用のものに交換。
2箇所の整備を倉庫掃除リーダーにお願いしました。
1箇所の水栓からバケツ2杯、3杯分の土が溜まってました。
スコップで掻き出して丁寧に蛇口を洗ってプラスドライバーでコネクターの交換。
興味持ってくれた子どもも参戦。
こちらは獣道になるので公園内通路に誘導するためのネットの修繕
その横で今日もお姉さんたちは雑草とりをしてくれてます。
落ち葉山完成
さて、この広い芝生広場の落ち葉みんなで集めてお山ができました。
子ども達がみんなのお茶を入れてくれてくれている隙に大人がお芋をお山にセット。
大人が童謡”たき火”を歌って・・・子供達のお芋探しタイム!
子ども達みんなで一斉に探します!
転んでも平気。落ち葉フカフカ。
そして大人にも焼き芋が配られ・・・
みんなで焼き芋頬張りました。
ゴロンして
今年最後の記念写真。
落ち葉を袋に詰めて・・・・3本締めしておしまい!
おつかれさまでした!
ありがとうございました!
今日来れなかった人にも感謝。
今年の芝生育てに1回でも参加してくださった方、
ありがとうございました。
今年芝生育てに参加したひとは:夏の補植には120人、いつもの作業も20-30人の人が集まってくれています。今年の延べ人数だと、どれくらいになるのでしょう。
実際にイクシバに参加する人だけでなく:赤ちゃん芝生を育ててる間、柵の中に入るのを我慢してくれた全ての人、ショートカットせずに公園内通路通ってくれる人、ピクニックでビニールシートを使わない人、この方達もみんな芝生を支えてくれた人たちです。
文字通り、多くの多くの人が力を持ちより、今年もまたこうして、ずっと9年間、青々と赤ちゃんがハイハイできる芝生がここにあります。幸せなことです。
*今年5月の芝生広場の状況のまま、何もせずにいたら、今の芝生広場に芝生はなく、風が吹けば砂が舞い上がる痩せた広場になっていたことでしょう。苗を家で育て、3000苗を植えて、毎日水やりして、肥料をあげ、毎週芝刈りして、使用に耐えられるまで育つのをみんな我慢し見守り、冬芝のタネをまき・・・を経て今日があります。
緑の芝生環境は当たり前のことではないのです。
人工芝なら入れておしまいで翌日から劣化が始まりますが、天然芝はケアして行くことでもっと豊かになり、その命をずっと続かせてゆけます。
芝生の後ろに人がいます。
こんなに多くの人の手で守られ育てられてる芝生がある地域。
こういう地域は素敵じゃないですか?
この地域ってすごく素敵です。
強くて弱い芝生
は、踏まれすぎたらすぐ無くなり、雑草に追いやられます。
でも、芝生の上でサッカーしてる人にも、かけっこする子どもにも、はいはいする赤ちゃんにも、ピクニックする人にも、そして育ててる私たちにも、心地よさを惜しみなく与えてくれているのも芝生。
代えがたく、なくなったら悲しくなっちゃう強い存在です。
これからもみんなで守って育てて恩恵を十分もらってゆきたいですね。
さて今日の収穫は25袋
そして・・・
一人で黙々作業を続けてくれていた倉庫掃除リーダー。地下散水栓のメンテは2箇所とお願いしていたのですが今日の後半はずっと倉庫横にいるのを見てました。
子ども達の落ち葉山イベントでもこっちに来ずに、みんなで焼き芋食べずに何していたのかな??と見てみると・・・
倉庫横の水栓も綺麗にしてくれていたのです。
すごい!水栓3箇所も甦らせてくれました!!
それもピカピカ丁寧にありがとうございました。
来年の散水が楽になりそうです!
2021のイクシバ!は終了しました。
平日イクシバ!
12月14日(火)10:00-11:00
無心で雑草取りの日です。
冬の雑草を無心になってとりましょう。誰でも大歓迎。
イクシバ!来年のスケジュール
1月・2月は第三日曜日の9:000-10:00です!
次回は1月16日
まずは飛び入り参加から始めて、イクシバ体験しませんか?
いつでも誰でも大歓迎です!
予約不要で現地集合
一つお願いがあるとすれば、どうぞ時間に遅れずに来て下さいね。
ビブス着てる人に声かけて下さい。