園庭芝生・公園芝生視察(静岡県駿東郡清水町)日本芝草学会校庭芝生部会
今日は三島に視察の日です。
全公立幼稚園の園庭芝生化をされている静岡県清水町へ。幼稚園4園・私立のこども園1園、柿田川公園の芝生広場を視察しにゆきます。
三島駅からの雲!
富士山
11月に日本芝草学会の秋期大会があり静岡県の芝生がさまざまなテーマで発表される予定です。
イクシバ所属の校庭芝生部会では、町を上げて幼稚園の園庭芝生化をされた清水町を取り上げます。今日はその準備段階で幼稚園と公園の視察&取材です。
管理者の園長先生からインタビューをし芝生化された後の子どもの様子、工夫点、芝生化を考えてる方へのアドバイスなどを聞き取りをします。
とても工夫された幼稚園もたくさんあり、興奮やまない取材となりました。
その様子は芝草学会秋期大会(zoomにて)で発表となります。
一般の方の参加も歓迎ですので、ご興味ある方は是非どうぞ!芝生の知見が集まった発表ばかりです。
今月末までに申し込みされると少しお安くなります。
公立園でプロによるサッカーを教えてもらえる時間があるなんて。
柿田川公園。町の中にある公園とは思えない自然と起伏と湧水。こんこんと湧き出していました。
こちらの幼稚園の示唆に富んだこと!芝生化のネックである白線を独自の工夫で見事解消されていました。芝生の神様に祝福されているかのような好コンディション!
5年育ててる先生はこの芝生のことを「うちの子」と呼んでいます。その言葉に象徴されるように芝生と管理者の素敵な関係性を垣間見ることができました。
うちの子ならこのくらい傷ついても大丈夫、じきに伸びてきてリカバーできます。信じています!って。
プロでも失敗することの多い冬→夏のトランジッションでも、
語られる口調は教科書通りのマニュアルではなく、芝生をよく見て発せられる言葉ばかり。
うれしくなっちゃいましたよ。
詳しくは学会大会でリリースされます!お楽しみに。
どこの幼稚園も地面の柔らかさ、スタジアム並み。
全てで異口同音に聞けたことは、こけても擦り傷しない、
絆創膏を使う機会がめっきり減った。
子どもたちは痛く無いのですぐ立ち上がる。
こける事を恐れずに、体をいっぱい使って挑戦してると
運動能力の向上は当たり前のようにお話しされていました。
養生期間もロープなんて張りません。
張らなくても子どもたちは入りません。見守ってます。理解してます。
子どもにあれダメこれダメなんて言いたく無いですからね!
のびのび育てたいですからね!ですって!!
ネガティブに芝生化を捉えては頭抱えてる方がいたら是非聞いてもらいたい
園庭芝生の理想型を見ましたよ。すごいなーーーー!
学会発表当日は、昨日取材の現場の先生方の芝生と付き合い方はVTRで、
なぜこれが実現できるのか、
行政の立場から、支援組織の立場からのお話も聞けますよ!