子どもとためす環境まつり(2014.10.5)
子どもとためす環境まつりに出展しました
中央区環境保全ネットワークさんのこと。
中央区でも歴史のある環境団体さんです。前身は中央区女性海外研修の会に参加された皆様がお作りになられてたと聞いています。環境破壊が進み環境を保全するのことは今でこそ浸透していますが、その前から区内で環境への啓蒙をされていた先駆け団体さんです。創設時代のメンバーのお姉様方も、現在メインで運営の皆さんも、バリバリと動けかっこよく、お優しいたかばかりで、頑張んなさいよ、と励ましていただいてます。毎年区内小学校で秋に子ども向けの環境啓発イベントを開催されています。今年は21年目。場所は豊海小学校。黎明橋公園に近いので出展いかがですかとお声掛けいただき今年初めて出展しました。
イクシバブース
かつて筆者も区内小学校の保護者をしていたときにボランティアとしてお手伝いをしたことがあります。様子はわかっていますが出展となると話が別。さて、イクシバらしいブースはどういうものか?このイベントでブースを通うじて子どもたちに何を伝えてゆくか?求められること、与えうるもの、を考えました。
おうち芝生を育てよう
その日で完結しないブースです。種をうえ、その後、自宅で育て、楽しみ、やがて公園の芝生に戻す。循環する展示にします。
その日から始める環境保全、身近な緑を守ることには一人一人の行動が基になることを伝えます。
ブースでは、
①ペットボトルリサイクルの容器に自分好みのデコレーションをして
②水捌けの良い芝生用の砂の上に
③寒地型芝生の種を撒いてもらい、そのまま持ち帰ってもらいます。
ここからはおうちで
❹お家で毎日水やりをし、発芽前発芽後では育て方を変え、伸びてきたら芝刈りをしてもらい育てて行きます。放っておけばイネ科の植物はずんずんと真上にまっすぐ伸びてゆきます。
❺そこを毎日チョキチョキすることで、脇芽を出し、根をぐんと伸び密な絨毯を作ります。
葉っぱがいっぱいの芝生は、co2の吸収もたくさんするのですよ!フレッシュな酸素も作ってくれるのですよ。
❻ 絨毯芝生が完成したら、そのままお家で愛でるのもよし!日曜日に公園に持ってきてくれたら、公園の芝生に移植します。おうち芝生が公園芝生になりますよ
目指すゴール
おうち芝生が公園に里子に出されると、きっと公園の芝生、環境が気になります。元気かな?っというふうに。そうやって自分ごととして守ってゆく気持ちが育てばいいなと思います。同じ芝という名前がついていますが人工芝と天然芝ではどう違うのか・・・など考えだしてくれたらいいな。
自分で育てた公園の芝生が元気のままでいて欲しい気持ちが、やがて他の公園で遊ぶ他の人にも良いことであって欲しい、その次は自分が死んだ後も、次の世代に良いものであって欲しいという気持ちに広がるのでは・・・環境問題は個人が考えるには大き過ぎる課題ですが、今の生活が未来へ続く視点を持ち、足元の行動から変えてゆく。
環境問題を自分に引き寄せてもらいたい。そんなブースを狙います。
イベントの様子
前日準備
イクシバ倉庫から物品をレンタカーで運びます。公園では大将と青ちゃんがお荷物の搬入のためだけに待機してくれています。本当に優しいお兄さんたちにいつも支えられてます。
て前日準備は4人で。始めのことなので、作り忘れているもの、持参し忘れがないかドキドキです。
1時間で完成!明日は本番です
当日
当日スタッフとしてボランティアしてくれるのは、イナっこのNちゃん親子と藤沢から来てくれた日大の大学生さん大学院生さん五人!そしてイクシバメンバー2人、9人編成です。
ここで受付をして
ここでお気に入り植木鉢になるようにデコをして、砂を入れて、種を入れます。
ブルーのブースカラー
テーマカラーは青!イクシバのビブスカラーです。青いガルデナさんのシャベルで砂を入れます。体育館に砂をこぼさぬように青いガルデナさんのガーデンシートが役に立ってくれました!
種は
寒さで枯れない、寒地型芝生ペレニアルライグラスの一種です。
清水エスパルス日本平スタジアム、大宮アルディージャNACK5スタジアム、鳥取バードスタジアム、ケーズデンキ水戸スタジアムでも使われているのと同じで発芽率の高く良い種で、
市販されていないプロ仕様のものですよ!!
ブースの装飾はこんな感じ
そしていよいよ本番です!
途中で中央F Mさんから取材を受けました!頑張れ4年生!
インタビューをしてくれた新宮さんから「彼女はすごい!アナウンサーにでも何にでもなれます!」って太鼓判をもらえました。よかったねー!!
途中、郵便局長さんたちが来てくれました。事前に顔出しますね、と言われてたので、顔を見せていただけるだけと思いきや。もうガッチリ!ばっちり!ブースの人として子どもたちに優しく種まきを教えてくださいました。ありがとうございました。
その後もたくさんの子どもたちが参加してくれました。
近隣ブースさんとも仲良くなれて、楽しい1日となりました。
皆さんのおかげで無事にイベントがお開きとなりました。
special thanks to:
ペットボトルを寄付してくれた皆さん、カットして穴あけしてくれたイクシバメンバーさんたち、当日ボランティアスタッフとして参加してくれた日本大学芝生研究会の学生さん、元イナっこちゃんとお母さん、ミナちゃん、準備してくれたMちゃん、荷物出しの大将・青ちゃん、中央豊海郵便局長さん、晴海西郵便局長さん、ガルデナさん
出展にあたり、イクシバに伴走してくださった中央区環境保全ネットワークの皆さん
ありがとうございました。
アフターケア
参加してくれた人になんでも相談LINEを開設しています。
すると早速今朝、「発芽したようだと子供が言うのですが、私は最初の様子がわからず、見てください」と写真が送られてきましたよ!なんと2日で発芽してます!!すごい。しばふちゃんと名前をつけて、お家で優しく育ててくれている様子に、やってよかったなーとなんとも嬉しい気持ちになりました。頑張って絨毯になるまで順調に育ちますように!可愛がってあげてくださいね!
今朝LINEで送られてきて”しばふちゃん”さんの発芽(右上)