日本芝生文化大賞をいただきました

― みんなで芝生を育てる日々が、一つの文化として評価されました ―

このたび、育てる芝生-イクシバ!プロジェクトは、日本芝生文化大賞を受賞いたしました。
日本芝生文化大賞は、日本芝草学会が、日本の芝生文化の普及と発展に顕著な功績のあった個人・団体を顕彰する、日本の芝生文化を代表する賞です。
私たちにとって、この賞は長年憧れ続けてきた賞でもありました。
「いつか、私たちが歩いてきた道の先にも、この賞との出会いがあれば。」
そんな思いを胸に、一歩一歩、13年間活動を続けてきました。
だからこそ、このような栄誉をいただけたことを大変光栄に思うとともに、この賞は、13年間ともに歩んでくださった皆さんと一緒にいただいた賞だと感じています
授賞式では、大勢の芝草学会の会員の皆様を前に受賞記念講演をさせていただきました。
イクシバメンバーも出席


日本芝草学会2026年春季大会は東京農業大学で行われました

日本芝草学会会長(琉球大学 赤嶺先生より)賞状とお花を頂戴しました
皆様にも守られての受賞挨拶のスピーチ 会場の様子


13年間の歩み

13年間の歩み(作画:mizuki)
振り返れば、その道は思っていたよりも長く、そして多くの方々に支えられた道でした。
13年間を振り返ると、決して平坦な道ではありませんでした。
目指すは「赤ちゃんがハイハイできる芝生」
ただ、この地にある芝生を見捨てるようなことはできない。毎週のように芝生に集まり、一緒に笑い、汗を流し、ときには悩みながら、一歩一歩歩んできました。この年表には書ききれない出来事も、たくさんあります。だからこそ、この13年間の歩みそのものを評価していただけたように感じています。そして、この受賞にあたり、まず最初に心からお礼を申し上げたい方々がいます。
7300人への感謝
それは、この13年間、黎明橋公園の芝生を一緒に育ててくださった皆さんです。
毎週の芝刈りや雑草取りに来てくださった方。
「今日は30分だけ」と立ち寄ってくださった方。
子どもと一緒に裸足で遊びに来てくださった方。
企業ボランティアとして汗を流してくださった方。
遠方から応援してくださった方。
この13年間で、延べ7,300人を超える皆さんが、この芝生に関わってくださいました。
13年間の積み重ねを支えてくださった、お一人おひとりとともにいただいた賞だと思っています。




私たちが育ててきたもの
振り返ると、育ててきたのは芝生だけではありませんでした。
参加される前は、広場にある芝生は、単なる地面の一つに過ぎなかったかもしれません。
けれど・・・
多くの人が誰かのために手を動かし、
自分のために手を動かし、
裸足で歩き、
大の字になって空を見上げ、
草の匂いを感じ、
小さな虫を見つけ、
初めて会った人と名前を呼び合い、
そこでたくさんの思い出を重ねていくことで、
その芝生は地域の財産へと育っていきました。
芝生は、人が関わることで、地域の財産になる。
(参加してもしなくても)皆さんの幸せに繋がる。
この13年間を通して、私たちが実感してきたことです。
だからこそ、このたび日本芝生文化大賞で評価していただけたのは、芝生を長らえ育てたことだけではなく、『芝生を通じて人と地域がつながる文化』を育んできたことだったのではないかと考えています。





私たちが育ててきたもの、地域へ広がる歩み
そして今、黎明橋公園で積み重ねてきた経験や思いは、つくばイクシバ!や横浜の団地、そして今年新たにご縁をいただいた地域でも、それぞれの地域の皆さんの手によって少しずつ根づき始めています。
芝生を大切に思い、自分たちの地域で守り育てようとする人が、一人、また一人と生まれています。

つくばイクシバ!

芝生リビング

サンカクスクエア(東池袋)
芝生は、地域の財産になる
芝生は、育てることで維持できる「だけ」ではありません
人が関わることで、
慈しむ場所になり、居場所になり、人と関わる場所となり・・・
人々が深くつながれる大事な場所になります

終わりに
この受賞は、ゴールではなく、新たなスタートです。
これからも、芝生を通じて人と地域をつなぎ、「地域の財産」と呼べる芝生を一つでも多く育んでいけるよう、歩みを続けてまいります。
13年間、共に歩んでくださった延べ7,300人を超える皆さんへ。
心から、ありがとうございました。これからも一緒に芝生育て、よろしくお願いします!

育てる芝生-イクシバ!プロジェクトでは、自治体・企業・地域団体の皆さまとともに、「人が関わることで地域の財産となる芝生づくり」に取り組んでいます。ご関心をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。





