冬の作業(2023.02.19)と中央区環境情報センターeco発表会(2023.02.08)
時系列にまずは、イクシバ!も登録団体として加入している環境情報センターの年に一度の
令和4年度ecoワーク活動発表会の様子から。
中央区環境情報センターをご存知ですか?東京スクエアガーデンの中にあり、まず便利(京橋駅直結、銀座から歩いてすぐ)。そして綺麗(建物ピカピカ)、食べ物屋さんもたくさん。建物自体もエコに造られていて、中もゆったりしていて、見た目もコンクリート感がなくて落ち着けることろです。一階には大きなモンベルの路面店があり、日除けグッズ、農作業グッズを探すのにちょうどいいのです。
見晴らしの良い、このセンターでは木の香りがして居心地が良いところ。ここでイクシバは作業をさせていただいたり、理事会の話し合いで場所をお借りしてます。環境情報センターさんはHPでもわかるように、とても地道に環境の啓蒙を区民にしてくれています。こういう”地道”というキーワードはイクシバ!と同じ。コツコツ。今できることを一生懸命に、の先にいい未来がある・・・親和性があるーと勝手に親近感を抱いてます。
さて、今回はこちらの大きなお部屋で活動発表会。イクシバ!の持ち時間は20分。13分一般解説、残りは環境系らしく芝生の二酸化炭素吸収について、コンポストによるカーボンファーミングについてお話ししました。(↓当日配布のレジュメ。誤植2022→ 2023)
この日は全部で3組の発表がありました。
- イクシバ!の「中央区で生まれた”コミュニティ芝生”という芝生の育て方」
- 狼と森の研究所さんによる「絶滅したオオカミの謎を探って」という狼の話。
- 日本資源環境保護促進協会さんの「循環型社会の形成を目指したSDGsへの取り組み」という間伐材などの話。
発表にはイクシバの大将もお話ししました。大将お疲れ様でした!
そこでお知り合いになった方が2月の作業に参加しに来てくれましたよ。こういう気持ちのいいご縁はあたたかくありがたいです。
2月号の『センターだより』ではイクシバ!を特集してくださいました。ありがとうございます。こちら中央区の施設で入手可能です。全ページのPFDはこちらから!でも見れます。
参加者インタビューに協力してくれた17人のメンバーの皆さん。
ご協力をありがとうございました!
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さて、2月19日芝生育ての日。
45分前から理事会開催してるとこの前ブログ見て本買いました!と本持参してくれる2回目参加のYさん。嬉しいな!和泉GPは伝説の芝生コミュニティ。こういう温かな芝生がいいのです。同じことしても民間企業がやることとNPOが行うでは市民満足度は違うと言われてるそうです。芝生をみんなで作って、芝生がコミュニティづくりをしての活動の結実は、子供が裸足で遊べる。戸外でゴロンとできる天然芝広場ができること!どうでしょうかこれ、協力して作ってゆきましょうよ。みんなで。この指とまれーー!黎明のような芝生を広めたい!というチャレンジしてるイクシバです!
シーズンオフの活動は月に一度です。
さっちを掻こうかなーなんて思いつつ。今日は雑草とりだけにしておきます。1ヶ月に一度だとみんなへの報告事項が多い多い。
この日も新しい体験を2人が来てくれました。いつものメンバーが横について最初は一緒に作業です。
冬の雑草もこう寒いと元気なく。
目立つ子は踏圧少なめの端っこにあります。そこ以外はよーくよーく見て探します。中の方の小さなカタビラを発見して除去。
冬芝の方は健気に元気に過ごせています。
よーく見ると、ティフトンの芽生えも見つけられましたよ。
桜、定点観察
異年齢のコミュニティです。
みんなが同じ作業をします。
みんな大事な担い手。みんな相手をリスペクトするいい関係です。
ねーねー、イクシバさー、久しぶりだから、僕興奮しちゃうよ!
と全身で嬉しI!!を表現してくれる子ども感性。大人も心洗われます。ありがとう!!
数ヶ月ぶりの参加でもぜーんぜん気にせず来てくださいね。
黎明の芝生を見捨てず忘れないでいてくれてる事がありがたい。
お仕事忙しい中、またカムバックしてくれることが嬉しい。
何よりその愛情に芝生がよーく応えてくれるはず。
こちら、獣道対策のテープをつけ替えです。
この図をご覧ください。
黄色矢印は、駅へ、駅からの直線です。黄色を使うと早い、なのに公園内の通路は迂回していてまどろっこしい。これは人の人情、誰もがそう思います。イラチな筆者もそう思います。
そして、芝生を維持管理する私たち自身が近隣住民。みんなの公園はできるだけ禁止したくない。あれダメこれダメに禁止事項だらけで、民度の低さを露呈してるような看板ベタベタは見苦しくて反対。
しかしこの部分ロープ貼ってるのは、この黄色矢印ばかり人が通り、その踏圧を受けすぎて、獣道のように芝生がはげてしまった苦い経験からです。
はげた後、また芝生を根付かせるためには、また補植して、その部分を囲って立ち入り禁止にして、毎日水やり二週間、その後2ヶ月、かかります。これみんなにとっても使用できないよくないことに繋がります。特に今、夏芝の芽生えの時期です。弱い弱い新芽は弱い弱い存在です。一回の擦り切れで命無くなります。なのでどうぞご協力をお願いします。
しかし、先日この赤丸の部分が何かで切られていました。
そこでみんなで付け替えです。
もしかしたら、芝生のことばっか!それよりショートカットしたいんだ!と言う人もいるかもしれないし、お気持ちもわかるのですが、この方法が長い目で見て、みんなにとって一番良いことと思います。 私たちはいたずらに立ち入り禁止など設定はしません。本当に必要な時だけ養生するようにしています。毎日見届ける目が近隣にあり、様子が毎日わかるので臨機応変に対応しています。何より私たち自身が利用者なので、本当は1年中芝生公園を楽しみたいから。その気持ちは皆さんと同じです。どうぞ黎明橋公園の芝生10年守り育ててるイクシバの芝生育てを信頼してください。どこよりも養生は短くしてるつもりです。
もし何かご意見ありましたらどうぞイクシバ!までご連絡くださいね。協力できる道を探り合いたいです。
今日のベイビー現場監督の見回り
「お!たるんで見苦しいテープの付替ご苦労さん!なんですって?手が痛いのに来てくれ作業してくれてるの?ありがとう!無理しないでくださいよ!」
「ここはたくさん雑草取れてますねー、この調子で頑張ってください」
「お、ここは大学生とそのお母さん世代のペアですか。いいですね。なんとなく交流しつつなんとなく雑草退治。続けてください。」
「今日も朝早くから自転車で日本橋からですか?おや、こちらは自転車で杉並からですか?寒いところありがとうさんです。気をつけてお帰りくださいよ。」
「一番向こうの人にも声かけてこよ!っと」
ベイビー現場監督さんお疲れ様です。ちなみに監督はまだ1歳なったところ。お話できません。
そうしてみんなの作業は続きます。
コンポストも春準備
いや、しかしその前に大変。誰かがコンポストの蓋を開け、シートの上に勝手に植木鉢かなんかの土を投棄したようで、大将困っていました。その投棄された土を身を乗り出して、力じまんSさんと一緒に時間かけて取り除いてくれていました。これものすごーく二度手間の時間です。皆様、微生物と相談しながらコンポストも育てているものなので、勝手に土入れたり、ましてや生ごみ入れたりしないでね。
そして同時進行で運営陣は手分けして動いています。
- 4月のサッカースタジアムの芝生見学ツアーの告知
- 5月の芝生の上の楽しいイベント準備、
- 秋に予定している芝生講座のテキスト写真素材集めなども行いました。モデル雑草を別で集めておいてくれた子供たち、根っこを洗って水を切り、モデルポーズ決めてくれたNちと大学生Nくん。Iカメラマン。
まだ芽生えの時期、一面綺麗な芝生にはもうしこしかかります。イクシバ!活動もまだ地面の中で微生物いっぱい増やして根を大きくしようと活動は休むことなく行われていますよ。1個の法人を作るスタートアップは、NPOでも株式会社でもおんなじ、やること山積!手がいつくあってもありがたい。どうぞみなさんご参画してください!
お疲れ様でした!
今日のポーズはダンス上手のMちゃんの真似!開脚!大人ひーーって言ってました。
次回は2023年3月5日 日曜日(9:00−10:00)
- 初心者大歓迎。予約不要・現地集合。体験からどうぞ。
- スカートNG、スニーカーでお越しください。
- 軍手とビブスはこちらで準備してます。
- やっていただく作業は山盛り。いきなり頼りにされちゃいます。
- 作業は簡単。全然難しくなくて小さいお子さんから大丈夫。
- 土に触り、日頃のスマホ漬けを洗い流すような気持ちいいスッキリする作業です
初参加の方は15ー10分前きて、ビブスの人に声かけてください。
カモンジョイナス!今年からイクシバデビューしませんか?
自由意志を最大限尊重するあっさりのグループです。1度行けば勧誘される/続けなきゃならなくなる/色々聞かれるなんてのも皆無。誰もそんなことに興味なし。地域の芝生を維持したいだけです。(もちろん気に入ったらどんどん自分のペースでまたどうぞ。)1年に1時間でも見てくれる人がたくさんいる芝生は永らえます。その1年の1時間で良いんです。イクシバに知り合いいなくて単独参加する人ばかり、臆せずお越しください。みんなそうです。仲間を作る会ではなく、芝生を育てる会。そうしてるうちにここで会う人は気持ちいい・・・居心地いい、、、そんなあったかな感じです。