柵をして3週間目、種まきから4週間目の作業_芝刈りと施肥(2024.11.4)
順調に育ってきています。でもまだ”分けつ”が十分でない。今1か2。ここの場所では4くらいになると大丈夫かな・・・と思います。
公園利用者さんもまだなのか?とウズウズされてるとおもいますので、できるだけ早く開けたいのですが、今の時点で開けると、なにせ、2万人の囲むエリア(=高頻度利用&踏圧過多)となります。今までの養生が「パー」になってしまわぬよう、後1週間育てましょう。今日は3連休の中日。公園利用の方は多め、イクシバメンバーは少なめでした。
今日のお客さん:レンジャープロジェクトさんとレンジャープロジェクトさんに助成されている企業広報部のかたがレンジャーさんの活動の見学にお越しです。レンジャーさんには8月の暑い時に作業に来ていただき本当に助かりました。今年2回目のご参加です。
荷物だし
芝刈り機全台出しです。
イクシバのメンバーが集まりミーティング開始までに、レンジャーさんたちには芝生始めての方もいらっしゃいますので、
【芝生を触りながらミニ観察会】
・夏芝・冬芝があること。
・それぞれの育てかたの違い。
・なぜタネを撒くのか(一般的な理由・イクシバの理由)
・この冬、次の春、夏にどうなってゆくのか
などを簡単にお伝えし、芝生に興味を持っていただいたあと、作業のミーティングです。
ミーティング
作業の段取り共有です。
40%の範囲をレンジャーさん、60%をイクシバ!メンバーで刈り取ります。同時進行で雑草とりも行いますし、手の空いた人から今日はコンポストの力仕事をしてもらいます。
コンポストは大将に説明してもらいました
体操を経て
作業開始!
さぁ始めましょう!
今日の初イクシバのご家族です。ようこそ!「みんなで芝生育て」へ!
お子さんが生まれた時からこの公園を利用されていて初体験!とのこと。
勇気を持ってご参加いただきありがとうございます。固定メンバーでカチカチと行っているわけではなく都合のいい時に参加してくれる人の数珠繋ぎの力を合わせてここに11年間芝生があります。なので気楽に開始時間にお越しになり、これからも参加してみてくださいね!
なんで公園なのに、入っちゃダメの養生がされていることに不思議な思いをしていました。
だってここ公園でしょ?
生き物である芝生。それを人がバシバシ踏む場所で育ててるので、保護が必要な(新生児や病気の人がが24時間見守りが必要なように)弱い時期には、踏まない環境づくり=養生が必要な場合があります。
広い広い校庭で、生徒数も少ないような芝生が痛まない学校や、人ばいっぱい使っても、養生をすることなく、ほぼ毎日芝生育て活動で維持できる学校もあります。しかし公園芝生は24時間オープン、人の出入り自由。ボランティアの週に一度の管理、人口あたりの公園面積、周辺利用者の数では日本の中でもその広い広い校庭の現場とは対極にあります。
そういうわけで、ここに芝生を置くなら高度管理と養生が避けられないことなのです。砂場広場やゴムチップだと養生はありません。人工芝も養生はありません。しかしながら設置から十年程度で張り替え、その時発生する大量のゴミ、毎日擦り切れるマイクロプラ問題、夏場の熱など、また違う悩みも発生します。
私たちボランティアが毎週観察しているので、養生期間も計画よりも臨機応変に対応していますので、これでいて養生は最短です。今回養生も、種をまいたその日に養生はせずに、発芽を確認した六日後にかけました。そして今の芝生の様子を観察し来週開けることにしています。
ご不便をおかけします。
人工芝は導入時が一番美くいですが、人工物なので、翌日から徐々に劣化してゆくものです。芝生も維持管理をしないと劣化(と言うより雑草と踏圧)しますが、芝生の生育にあった適正管理、つまり手をかけて、目をかけて上手に育ててあげることで、二酸化炭素を吸収し、酸素を作ってくれて、導入時よりもずっと命がより輝いてもゆけます。生き物だから。
どうでしょうか。道具としてのグランドと考えると少し違和感があるかもしれませんね。ご理解しづらいものでしょうか。幸い黎明橋公園の周りにはドッグランのある場所、お祭りを月一で開催できる公園、多彩な公園がありますね。芝生の公園があってもいいと思うのですがいかがでしょうか。地域をみんなで作ってゆく、考えを始めるきっかけになればいいなと思います。
こんな趣味はいかがですか?
より良い地域を、みんなで考えながら作ってゆけたら素晴らしいことです。緩やかにコミュニティができます。誰もが無理強いされずに好きで行います。
公園利用者の方々にも一人一人お声掛けして、話を聞いてくれる人には、今の芝生の状況と昨明けのタイミングをお話ししました。随時参加できますよ情報も伝えなガラ・・・
みんなの公園です、イクシバ!の公園ではありません。子どもたちが「ここが故郷」って後になって思えるようないい公園をみんなで作れたらいいですね。
どんどん刈ります
今日は芝生を信じて30ミリで刈ります。
最初は子どもは大人と一緒にね・・・
すぐにコツを掴んで一人でも大丈夫!とお墨付き。頑張ってくれました!
下の写真、芝刈り機の左右で刈った前後がわかりますか?今の時期とても見やすいので芝刈り機デビューにおすすめ。どのくらい前の刈り幅に重ねるといいのか・・・コツを掴みやすいです。
皆さん楽しんでいい香りに包まれ芝刈りを満喫してくれました。
「芝生のことを今日はじめて知ったよ。知れてすごく良かった!」って言ってもらえ嬉しかったです!
同じ区内ですがアクセスしにくい地区から毎週来てくれるAくん親子さん今日もお疲れさまーー
雑草とり
こちら雑草とりはレンジャーさんの半分のチームと。お姉さんたちに先生役をお任せ。
今日は5ヶ月ぶりに来てくれたお姉さんもいて顔見れて嬉しかった!
イクシバは当日になるまで何人集まるのか、誰が来るのかわからないでやってきています。でもいつも見た顔が顔見れないと心配になっちゃうんですよね・・・
レジャーさんエリア
担当エリアはイクシバのベテラン指導Oさんによるレクチャーから始まります。
レッツゴー!
コンポスト作業
今日こそ終わらせたかったこの作業。コンポストの中のものを空けて、腐葉土の袋詰めをし、今まで乾かした芝カスをコンポストの投入です。力しごとは力自慢レンジャーさんが手伝ってくれました。
作業終わりで芝刈り機の掃除
真剣な表情で頑張ってくれる初めてのチャレンジャー君。かわいい!頑張れ!
また雑草とり
時間のある方は雑草とってくださいねー
というと皆さんさささと移動してくれ雑草とりをしてくれました
いよいよ終盤_芝吸いタイム
お疲れ様でした!
今日は10月5日に豊海小学校で行った『子どもとためす環境まつり』のイクシバブースで冬芝の種をお家で育ててくれている”しばふちゃん”(LINEチャットネーム)たちも見学に来てくれました!おうちの芝生をどうやってこれから育てようかな?で肥料と目砂と種をお分けしました。「日当たり問題があるので、いつでも公園に里子に出してくれていいんですよ!」とお声かけすると、『いえ・・・まだ、子どもたちがお別れするのは寂しいというのです・・・』と。嬉しいお言葉。愛して育ててくれてる事にジーン。ほんと、あの日出展して良かったです。しばふちゃん家と同じタネから生まれた、ここの広い公園の兄弟芝生を見に来てくれてすごく嬉しかったです。区内のアクセスしづらいところからわざわざ来てくれてありがとうございました。
その後施肥20キロと散水をしました
今日は居残り施肥&散水です。施肥のやり方変えました。
先月の仙台研修で大先輩から、力のかけるところ抜いてもいいところ、いろんな管理技術のコツのシャワーを浴びました。やっぱり水撒きと施肥をもっと繊細にすべきであると反省し、まずは簡単に変えられる施肥から変えます。これまでもそのやり方は大先輩から伝授されて知ってました。でも公園芝生育てで、経験値がバラバラなメンバーの作業で、あまり難しい手順にしても、なぜここまでしなきゃならぬのかわからないかも知れないな、とするとやらされ仕事みたいになって作業が充実するかな?達成感があるかな?等等、いっぱい”やらない理由”があって未実施でした。この点は芝生の完成形に責任を持つスタジアムのプロと、コミュニティで芝生作り目的のイクシバの視点の違いかも知れません。
でも・・・イクシバメンバーも今やずいぶん経験値が高く、こうすればどうなる、こうしたらこう良くなる、が体得できてるのです。素晴らしいことに!
なので今日から肥料は「ぐるぐる撒き」は卒業。新方式「1本線、4歩づれ撒き」へ。
名前長いのでもっと良いネーミングないかな?
まずは、FKFKさんが経験されました。施肥イントラになってもらいます!我こそは新バージョンの施肥マスターしてみたいわー、という方はぜひ!
散水の方は・・・現状維持です。