つくばイクシバ!(2021.10月)
つくばの皆さんと一緒に作業ができるのは3ヶ月ぶりでとても楽しみにして駅に降り立ちました。
いつもの気持ちの良い小道は、木々の葉も、もう成熟した様子。印象がまるで違います。
勢いのある葉っぱは希望そのもの、落ち葉の風景はおセンチ(死語かしら)な気分になります。
お!刈ってもらってるねー。良かったねー。と雑草に話しかける変な通行人。
雑草の生育がよくわかります。ここはここで生存競争中。上に上にと伸びる子、横への子、のんびりさんもいたり、さまざま。
着きました!ここも公園周りの木々は落葉中。
さて、芝生くんたちのコンディションはどうですかね?
冬枯れに向かう高麗芝。裸地を覆う力はもうありません。今年はここで力尽きたランナー。
勾配のtopの部分と下の部分、水が溜まりがちな部分で全然違います。
水が溜まりがちな場所は苔、地面を掘るとしっかり固まった粘土。心配な場所。
カタビラが出てきてます。
わお!誰もいない!僕たちの天国だ!と言ってるみたい。・・・取りました。
水勾配のtop部分の水捌けの良い場所では、コンディションが良く、根っこはまっすぐ下に伸びてます。
粘土層もぱらりとしてます。
今日のメニューですが、冬枯れに向かう芝生をどうしたら応援できるかな?と考えたら肥料ではない。(先月ならそれもあり)留肥するよりも、裸地化した場所が凹んでいて、ランナーがあらわなので、この部分を目砂で保護してあげたいと思いました。雑草は夏の雑草と冬の雑草の切り替え時期、先月だいぶ頑張ってくれたのでそんなにはないので、ミニ土壌改良をしようと決めました。
初めは雑草とりtimeなのですが、見ればみれほど粘土カチカチなので、この上に目砂を上げても粘土と目砂でしかないので、この粘土に砂が混じり合いやすいようにほぐしてもらいました。
ランナーを避けて、裸地のところをカキカキ
砂をぱらり
少し馴染ませます。完成。
大きな裸地には
結構ガシガシ。大きな塊の粘土もほぐしほぐし。
そうして小さな場所のケアをしてゆきました。下の写真がそれ。
こんなに部分部分に合わせたケアができてるつくばの皆さん。芝生も意気に感じておくれね。
終了後、みなさんのミーティングにもお邪魔しました。芝生の上で畳表を敷いて車座になり、一人一人今日の作業を振り返られていました。
そこで今日は新種の雑草を取りました、あれは何?と話が出てました。
コニシキソウ(トウダイグサ科)のようです。夏の雑草。葉に紫の斑点あり。
1年草。茎は地面を這うように広がる。
こうして一つ一つ自分のケアする場所の雑草の名前を覚えてゆくのは素敵ですね。
コニちゃん。かわいい雑草でした。
ミーティング終了後いつもの遊びの時間。ベーゴマと今日は木登りかな?
また来月!