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芝生の見学(長野県)2022.11.07

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ありがたいことに、この秋はいろんな芝生地の見学をさせていただいています。

今回はいつもお世話になっている芝生の先生からお声かけいただき長野県を訪れました。

まずは千曲川沿いのAC長野パルセイロの練習場です。

管理者の竹村さんにお話を伺いました。

広大な河川敷。5面のグランドがありました。空気が良くて、本当に豊かなところです。

長野=いつも涼しく過ごしやすい、という筆者のイメージは間違いで、夏は35度、冬はマイナス10度の気温の大きな幅の中での芝生育て。

暖地型・寒地型それぞれをどう組み合わせてグランドを作るのか非常に難しそうです。

ここの芝生は暖地型芝生をメインにWOSでグランドによって寒地型芝生は違う種をお使いです。

すごくコンディションがいい感じです。

順調に冬芝も芽を出していて、5面もあるので、選手が使われる2面はローテで、それ以外は休ませることもできます。

こちらは圃場。グランドの痛んだ箇所はこちらから切り出して補植のケア。圃場も冬芝の種類は変えています。紅葉が綺麗。

わー順調ですね!さすがですね!なんて軽く言ってるその裏では、プロはすごいご苦労をされています。

こちらはすぐ横の千曲川の氾濫で広範囲で泥を被ったそうです。大風や大雨ではすぐに氾濫が起こりやすいそうで全ての重機を引き上げ対策をすることはよくあるそうです。前回の洪水で泥を被ったグランドは芝生をそのまま使用し再生することは断念したそうですが、地表1センチを泥もろとも取り除き、校庭やラグビー場など別の場所で均したそうです。泥を被った芝生のパーツ、どうなったと思いますか?ちゃんと発根発芽し、綺麗に芝生化されたそうです。それまで丈夫に育てられてた被災芝生くんたちは新たな場所でまた生きてゆくことできたんだそうです!瓦礫扱いで捨てられることもなく。なんて素敵なことでしょう。そして、泥を被った場所にはまた1から芝生を植え、今私が見たように、見事グランドを再生されていました。

芝生への愛あるお話をしていただきました。

サッカーグランドの芝生は泥で傷ついたけど死んでいない。それを再生しまた別の場所で人に愛される芝生になる。辛いご経験でしたが、今、芝生地ががその分だけ増えています。

それを飄々と笑顔でお話いただきました。その当時その現場での幾つもの悩みと焦り、祈る気持ちがあったとは拝察しますが、乗り越えられた厚みを感じました。すごい芝生人にお会いできました。

公園にはない大型の芝刈り機。車の前面に両手があって、両手のひらも芝刈りできる大きなものが数台置いてありました。ここでラッピング(刃の研磨)の機械を見せていだきました。

高速で研いで、刃はきらりん!と鋭利に。メカニックの方の作業の様子もかっこいいー。

河川敷から見える遥かかなたのこの山のてっぺんにもグランドがあるんだそうです。冬はマイナス20度になるとのこと。そんな寒さに耐える芝生があるんですか!?あるそうなんです。これはまた別の機会に。竹村さんありがとうございました!

次は、AC長野パルセイロの本拠地、長野Uスタジアムの見学をさせていただきます。

管理代表の青木さんにお会いしました。

入ってすぐ目に飛び込むのはこのマシン。日照の代わりとなるものだそうですがやはり太陽が望ましい。どうしたって部分的で太陽には敵わないそうです。

痛んだ場所に補植をされていました。スタジアム横の圃場で作ったものです。こちら先程の練習場とは違い寒地型芝生のみです。成長のゆっくりとした種類なので、この補植のものも18か月圃場で育てたもの。選手がつまづかぬように、植えた後の沈みも考えながら職人さんが上手に植えてゆかれます。

こちらはこの客席の上の屋根によって日影場所ができ、その場所が生育不良になることにご苦労されていました。さらに短い夏の太陽をどう取り込むか、どう根に栄養を蓄え冬に持ってゆくか、同じ芝草をポットで植えたら太い太いもやしみたいな根に成長しますが、この場所でそれを望むことができない。ではどうするか・・・考えに考えプランをたて実践しチェックされ改善を続けていらっしゃいました。この屋根がガラスなら、透明なら、芝生に影響はないわけで・・・雨よけ、日除けの屋根と芝生の共存はこんなにも難しいのかと知りました。特にここ長野では西陽が少し差すことさへ有難いと。太陽がくれる光で光合成、熱で地面を温めることの需要性を教えていただきました。

こちら圃場です。同じ寒地型芝生でも公園で使っている(ライグラス)とは違う種類(ブルーグラス)です。

成長はとてもとてもゆっくりさん。

でもこの環境を変えることはできないのだから、ここでどれだけ成果をだすのか、芝生のメカニズムも全て御検討され、光・温度・空気のバランスをみた上で、ここで!!という実行のタイミングは経験で決めると。理論と自分が培った感じ方を総動員。ダイナミックにお話ししてくださり引き込まれて聞き入ってしまいます。すごく面白くてためになりました。全部吸収したい!大きな芝生人にお会いしました。

最後は私たち公園芝生のWOSのアドバイスまでいただきました。青木さんありがとございました。

お話をたくさん伺い、あっという間に日が暮れて・・・帰路につきました。

今回お話聞かせていただいたお二人と、機会を下さった芝生の先生に感謝。

帰りの新幹線で、管理トップクラスの方の仕事への真摯さ、謙虚さ、芝生愛の深さ、を思い出し、ボーっと放心状態になるくらい、刺激があった1日でした。

私たちだけにお聞かせいただくのが勿体無い話ばかりでした。お手本だらけの芝生業界。その道を真摯に極めていらっしゃる方でした。

これから、私たちもNPOとして、

コミュニテイが作る芝生そして芝生が作るコミュニティ、

みんなが幸せになる芝生づくり寄与してゆきたい。邁進してゆきます!

そこで御恩返しなくちゃ!

 

 

 

次回のお知らせ

『6月のテーマ:1日も早く柵を解放できるように、苗をしっかり育てよう!』

6月9日(日)9:00 − 10:00
6月16日(日)9:00 − 10:00
6月23日(日)雨天中止
6月30日(日)9:00 − 10:00

  • 初めての人も大歓迎。予約も申し込みも不要です。当日公園に来てください。
  • サポーター登録していない人には 保険加入、ビブス貸し出します。5分早めにきてください
  • 9:00に遅刻だけはしないで!(最初のミーティングで今日の作業となぜこれが必要なのか?のお話をします。これを聞いてほしいのです。聞いて作業して一年たてばあなたも芝生博士。)

イクシバ!デビューしませんか?

自由意志を最大限尊重するあっさりのグループです。
1度行けば勧誘される、続けなきゃならなくなる、色々聞かれるなんてのも皆無。誰もそんなことに興味なし。地域の芝生を維持したいだけです。(もちろん気に入ったらどんどん自分のペースでまたどうぞ。皆勤賞目指してね。芝生が喜びます)
1年に1時間でも見てくれる人がたくさんいる芝生は永らえます。その1年の1時間で良いんです。
イクシバに知り合いいなくて単独参加する人ばかり、臆せずお越しください。みんなそうです。
仲間を作る会ではなく、芝生を育てる会。そうしてるうちにここで会う人は気持ちいい・・・居心地いい、、、そんなあったかな感じです。

ボランティア=できる人が、できる時に、できる分量だけすればいい

イクシバサポーター募集しています!(賛助会員)

日曜日の芝生育てボランティア活動だけでなく、フェス、コンポストもして、本当に足元の環境を良いこと続けて行こうと頑張ってます。ぜひ!イクシバの理念を支えてください。
作業はしてもしなくても。遠方の人も応援してください。作業もするよ!サポーターさんにはマイビブス(青)を支給しています。

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