「ラジオ体操は郵便局から」―そんな話が芝生でつながった、いなっこ初日(2025.07.27)

冒頭予告:8月1日からこの場所でラジオ体操開催←詳細ここクリック
今日からイナっこボランティアのみんなが参加してくれます!今日の予定は定員の6名満員御礼。

夏休み中続きます。今年の特徴は保護者参加が必要な小学校1−4年生が0人。毎年小学生が中心でしたが、今年は中学生と高校生が中心に申し込んでくれています。毎年の事ですが、メンバーも楽しみにして、子供達の一生懸命にみんなに励まされてます。
今日は郵便局長さんも参加の日です。思い返せば毎月参加してくださってることも今月で1年が経ちました。局長さんたちは、区外からわざわざお休みの日に公園を育てをしにきてくれています。作業内容もすっかりご存じで、任せっきりにすることも多いです。いつもありがとうございます。
みんなで準備

暑くなりそうなのでテント準備(→結局使わず)

準備ができて今日のミーティング

社会福祉協議会から職員さんもご参加です!いなっこちゃんを見守ってくれます。

ティフトンという芝種の強さ、サッカースタジアムでお馴染み、公園での使用はとても珍しいものです。この芝生をどう伸ばしてゆきたいか、水が枯れているのかいないのか見分け方の説明します。
ティフトン行けそう!のストーリー↓
6トンの苗まきその後 くどくど説明
沿革:黎明橋公園の芝生は近隣ボランティアでより育てられています。業者さんが入ってない、ボランティアだけで育てています。たいていの公園の芝生は年に4回程度の芝刈りであっという間に無くなるのがデフォルト。そこをお世話の回数をボランティアで増やして芝生を痛みにも対抗しうるほど強く育てたい!としてるのが黎明橋公園です。
12年のいろいろ:2013年の開始からいろんなことがありました。お隣の勝どきの駅上の公園の芝生が3年で芝生がなくなって砂の公園になってからは、より強く守ってゆかないと!の思いが強くなって、ボランティアを支えています。しかしその間禿げてもうだめ!と思う時も何度もありました。その度に知恵出し合って力出し合って乗り越えてきました。2021年は芝生復活大作戦で近隣の人200人で復活させたこともありました。
しかしながらコロナ後の芝生は一度施せば、もうあとは安定!ではなかったのです。それ以降の人口急増です。
人口増:この場所に公園芝生ができた2013年頃、晴海の人口は7000人ちょっと。新しい近隣が増えて街が賑やかになるのはとても嬉しい!人道橋ができてお隣の勝どきから行き来もしやすくなって便利で嬉しい!今や晴海だけで2万人強エリア、勝ちどきは3万人エリアに急成長しています。
日光・踏圧、芝生維持に厳しい環境:芝生にとっては毎日踏まれるダメージが続きます。さらにこの2年は南側に建つ高層ビル。日陰。天然芝は光・空気・水を必要としています。ルールが浸透せず”犬のおしっこで枯れている場所も点在し始めています(殆どの飼い主さんはしっかり芝生を守ってくださっています感謝!)。物言わない芝生はやられっぱなしで無くなる運命。
かけがえのない地域の緑:でも毎日毎日保育園の子供達が数百人訪れてくれるのもこの公園。子供にとり安心で安全な大事な場所です。埋立地で緑少ないこの場所の緑。ただ守りたい。いいことをしてあげてる、なんて気持ちは皆無でみんなボランティアで芝生育てをしています。この日陰環境と踏圧過多環境に芝生は耐えられそういない姿になってきていました。ここ数年「痛んでるよね」と、感じてる近隣住民の声もよく聞きます。
誰か代弁しないと、緑の環境も失ってしまいます。これでは本末転倒です。
奮闘努力と悩み:一番近くで公園を見てる私たちも、毎年ミニ芝生復活大作戦を行つつもどうもうまくゆかない。実はこの春からももうここで天然芝は無理かもと悩み抜いて、まだ日本でも数例の、6トンの苗をまいてみるという試行をしました。
それが今!功を奏し始めています。なんてうれしいことでしょう
苗まき前日に横須賀で苗を袋詰めして(30キロ✖️200袋)、腰ボロボロでトラックをレンタカーして運びました。イクシバだけではできず、横須賀工業高校の皆さんが大きな協力をしてくれて実現できました!(これらの経費は全てイクシバの会費予算で出したので、今度は赤字で団体存続の危機対応中)
今ティフトンが根付いてきています。すごい!
リスクをとって賭けた甲斐があったというものです。
苦労した甲斐があった!大拍手!
まだ、この場所に赤ちゃんがハイハイできて、子供達が裸足で遊べる環境が続けそう・・・嬉しい!同時にイクシバ、また公園芝生の知見を重ね腕を上げましたぞ
体操から!


さぁ!芝刈り











お茶休憩を挟み再開








刈った端から散水
ポップアップ式のスプリンクラーほしい・・・満遍なく撒けるしボランティアの負担は著しく改善する(いつか叶いますように・・・)。


雑草とりも同時進行
だけどメヒシバはティフトンより強く早く、到底追いつかない!絶賛タネ飛ばされ中









芝刈り機洗い
・・・は局長さんたちに任せて、いなっこちゃんは雑草取り体験も




やっと一息




芝吸い

今日はメンバーからの差し入れあり
尾花沢のスイカ!と局長さんたちから北海道限定”生チェルシー”!(全国局長会で北海道ご出張の際に買ってきてくれたもの。出張先でも芝生育てを思い出してくれて感激です)
勝どき三郵便局長さん、リバーシティ21郵便局長さん、中央豊海郵便局長さん










その後、の締めの会では一言づつお話してくれました!




お疲れ様でした!

今日のポーズは、8月1日から始める、ラジオ体操坊や=ラタ坊のポーズです

ラジオ体操と郵便局
実はとても深い関係があることを、リバーシティ21郵便局長さんがみんなに教えてくれました。
『ラジオ体操は1928年、逓信省簡易保険局(現在の郵便局)が国民の健康増進を目的に始めました。最初は郵便局員が体操を地域で直接教えて回っていたんですって!!もっと国民に広く浸透させるために、1931年からラジオ放送が開始され、一気に全国へ広まりました。戦後一度中止されましたが、1951年に再開。再び郵便局が普及を支え、現在の「夏休みのラジオ体操」などにつながっていたんです!知らなかったー!ラタ坊はその50年を記念して生まれてキャラクターだそうです!』日本人のDN Aに組み込まれてるかのように誰でもできる、気軽で素晴らしいラジオ体操の歴史を教えてくださりありがとうございます!!!その郵便局長さんも担い手になってくれている黎明芝生。
ここでのラジオ体操が必然に思えてきました。
居残り作業

ラジオ体操の後10分間雑草とりタイムがあります。
その準備!!ありがとうございます!!